森戸の夕照(せきしょう)を眺めに。
週末の葉山。
夕方には庭仕事を切り上げ、
お手伝いをしてくれたこども達を
散歩に連れ出しました。
住宅地の中を歩くと、
葉山が古い街だと気付かされます。
車一台やっと通れる位の
入り組んだ路地がそこら中に。
海辺まで徒歩で数分。
曲がりくねった路地を行き、
途中にある小さなお堂では
こども達が自然と手を合わせます。
森戸神社の鳥居をくぐり
神社の脇の駐車場を越えると
森戸の夕照が見られる景勝地です。
かながわの景勝
50選に選ばれています。
岩礁が織りなす景観はすばらしく、
森戸神社の境内の飛柏槙や
この付近の千貫松、御殿跡などが
さらにその景観を盛りあげている。
岩礁が浜から沖へと続く
名島(なじま)。
龍神が祀られ、赤い鳥居が
建てられています。
左の方に小さく見えるのが
葉山灯台、通称「裕次郎灯台」。
石原裕次郎氏の三回忌に
兄・慎太郎氏の呼びかけで
建てられたのだとか。
富士山のシルエットが浮かび上がり
その右側には江ノ島。
スナップ写真じゃ伝わりにくいけど
気持ちのいい景色です。
こどもは磯に来るといつも
キレイな貝殻を集めたり
波打ち際で戯れたり。
日没までのほんの数十分。
短い散歩でしたが、随分と
満たされた気分になりました。