夏至から数えて11日目
今日は半夏生(はんげしょう)でした。
七十二候のうちの一つで、
夏至から数えて11日目のことをいうのだそう。
この頃は大雨が多く、古くから農家では、
この日までに田植え等の作業を終え、
七夕まで、数日のお休みをとったのだとか。
今日は玄関に
百合水仙(赤くて背の高い方)
八重のむくげ(ピンク色)
とともに、手つきに底四方籠に
ハンゲショウを活けました。
ハンゲショウは、半化粧とも言われるように
この時季になると、穂のそばの葉だけが
緑から白に変わります。
数日たつと、また元の通りの
緑色に戻るんです。
不思議な植物ですよね。
植物が、人の暮らしの節目を
知らせてくれるなんて、
なんだか豊かな気持ちになりますね。