四十の「声」を聞く。

投稿日 : 2017年7月28日

ばあばの表現は面白い。

主人の母「ばあば」から教わることは山とあり、ばあばとのおしゃべりは貴重な時間です。
ばあばの普段使いの言葉の中には、結婚前の私は使わなかった表現が沢山あります。
それがまた、何とも風情豊かな表現だったりして、いいなぁと思います。

最近、「声」のことを考えたら、そういえば、ばあばがよく言う「声」に気がつきました。
それは、「(年齢や季節などの)声を聞く」という表現です。

「その時が近づいてくる気配を感じる」という意味で使うようで、「梅雨入りの声を聞く」「師走の声を聞く」などと使われている様子です。
でも、そんな辞書に書かれている意味なんて知らなくても、何となく、ニュアンスで伝わりますよね。

年齢の区切り方は、以前は20代、30代、40代、50代と区切っていたものが、アラサー、アラフォー、アラフィフなんて言葉も出来て、場面によって使い分けている方も多い気がします。
でも実はもっとたくさんの表現があって、気がついていないだけなのかも。

私は今、30代の終わり、アラフォー。四十の声がはっきり聞こえてきました。
さて。節目をどう過ごそうかな。考える楽しみは尽きません。