さて、日暮里の天王寺を出たら、すぐ前に広がる敷地が谷中墓地です
門を出てすぐ、道路沿いをほんの数十歩歩くと、桜の木が
…ん?色が違う? 桜色の中に黄緑色や黄色がチラついて見えます
立て看板によると「浅葱桜(アサギザクラ)」だとか
私たちが見たときは、花びらのフチが黄色で、中央の花芯のあたりはいわゆる桜色
家に戻って詳しく調べてみたところ、どうやらこれは散り際の色だったみたい
咲いたばかりの時は花全体がもっと黄色一色、散るまでの間に段々と中央から桜色になるとのこと
写真に撮ったのは、まさに散り際の桜色が濃くなったあたりだったようです
見たかったなー、黄色い桜…
浅葱桜を見て、小金井公園で見た「御衣黄桜(ギョイコウザクラ)」を思い出しました
御衣黄桜は緑色の桜として有名です
見た感じは淡い黄緑色で、浅葱桜と同じくやはり八重咲きの桜です
御衣黄桜の見頃も、染井吉野の季節が終わってからなのです
今頃はもう御衣黄桜も終わりの頃だろうか…
元々私の知っていた桜といえば、いわゆる淡い桜色から寒緋桜の濃い色のように、赤系のグラデーションだけ
御衣黄桜を初めて見た時には感動しました
教えてくださったのは、植物にとても詳しいバイト先の先輩 素敵な奥さまだったなぁ…
小金井で過ごした若い自分とあの頃の友達、バイト先の先輩…久しぶりに、遠く思いを馳せました