華道の勉強会が終わって、お茶飲みながら打ち合わせだ!という流れに。
でもせっかくの好天、地下のカフェでは勿体無いよね…となり、
根津神社のベンチで話そうよ!と、すっかりピクニック気分で歩き出しました٩(ˊᗜˋ*)و
根津神社は躑躅(つつじ)の名所だと教えてもらって、期待が高まります。観光客に混じってそぞろ歩き…
すごーい!広く斜面全体がつつじで埋め尽くされていました!
つつじはとってもカラフル。赤、赤紫、紫、ピンク、白、オレンジ…目眩く色とりどりの花!
知らずに訪ねたけれど、実は「つつじ祭」開催中でした。つつじの木々の合間に迷路のような小道があって、その中を歩いて間近で見ることが出来ます。皆さん、様々なアングルで写真を撮って楽しんでいらっしゃいました。
参拝のための列も長い!観光客の方もたくさん並ばれていました。
建築好きとしては、建物に目がいきます。
丹(に)色に塗られた赤い門や拝殿。馴染みのある東京都下の神社は木質そのままの色であることが多いので、都区内には明治神宮、神田明神や日枝神社などの丹塗りの社殿が数多くある印象。
江戸の街は風水学や厄除けを充分に考慮して作られたというから、やはり魔除けの丹色が好まれたのかな…
丹色を出すために、鉛が主に使われていると聞きました。赤い色は金属が原料になっていることが多いです。
茶道具のやきものに使われる赤い釉薬は辰砂(しんしゃ)というのがあるけれど、あちらは水銀で毒性が強い。深い赤が美しいのですが、水銀と聞いてからは、ちょっとミステリアスに美しく見えてしまいます…単純でお粗末な発想…^^;
極彩色の浮き彫や金色の彫刻が軒下にあり、建物見物も楽しかった!
つつじのカラフルさと相まって、すっかり色に魅入られてしまいました。良い一日だった!