続・仲良し姉弟の秘訣。
ばあば直伝子育ての中で、守ってきたことの一つが、「連帯責任」を姉弟でとらせるということ。
姉弟のうちのどちらか片方が、何か叱られるようなことをします。
ここで、姉弟をともに前に立たせて、叱ります。
何も悪いことをしていない方は、自分の姉弟が悪いことをしたというだけのことで叱られるわけです。
主人と義弟は、そうやって育てられてきたんだそうです。
例えば小さいころの話。弟が壁に落書きをしたとします。「コラァ!」弟が叱られるのは当たり前のこと。だけどそこでお兄ちゃんも隣に立たされます。「アナタの弟でしょう!?アナタも悪い!」…問答無用です(苦笑)
我が家でも、姉弟連帯責任にしました。大抵は弟が悪いことをして、お姉ちゃんも一緒に叱られるんですが。。。
ばあばいわく、連帯責任を取らせることによって姉弟の連帯感が日々育まれ、本当に困ったときに協力し合える姉弟になるんだ、とのこと。
ちなみに、こども達のどちらかが、よそさまに迷惑を掛けるようなことをしたときは、即刻、本人からその方に謝らせて、私もしっかり頭を下げて謝ります。私の産んだ子たちです。ここは私も連帯責任。そしてそばにいたもう片方の姉弟も、自然と一緒に謝ってます。
時々、電車の中などで、子供がよその方に悪いことをしたのに、親だけが謝って子供は知らんぷりというのを見かけたりします。赤ちゃんなら仕方がないですが、しっかり言葉を話せる子供でもそういうケースを見ることがあるので、ちょっと気になります。
それは、相手の方に対しても、子供の教育上も、なんか違うかなと思います。1歳半くらいでも、頭が下げられるようになっているなら、頭を下げて謝った方がいいのではないかと思うんです。悪いことをしたら謝る。当たり前ですが、大事なことだと思います。
子供ですから、悪いことをするのが仕事です。悪いことをしてしまって叱られてからやっと、「これは悪いことなんだ!」と知ります。叱って正しいことと悪いことを教えるのは、親の仕事。感情に任せるのではなく、本当に子どものためになるように、叱りたいですよね。