<ばあば直伝>ガミガミ叱らず緩急つけて。

投稿日 : 2014年3月20日

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引き際が大事。

私が子どもを叱っているのを見たばあばに、言われたことがあります。
「ダラダラガミガミ、いつまでも怒ってても、子どもの心には響かないわよ。ワッとしっかり叱って、あとはもうやめちゃわないと。」

まだ上の子が小さい頃、私は子どもがしでかしたことでイライラすると、なかなか心が静まらない時がありました。本当に子どもに通じているのか不審に思うのも手伝って、言葉を変えたりしながら、ダラダラと叱っていたんです。ばあばに言われるまでは、自分でも気が付かなかったんだけれど。

その点、ばあばは上手なんです。緩急つけて叱るのが。

ばあばの叱り方はすごぉ〜く怖いです。大きな声で、ワッと怒る。子どもが驚いて怖くなって小さくなるくらいです。たまには泣く子もいます、私も泣いた事があります(苦笑)。

だけと、すぐにパッと引きます。で、にっこり笑って、抱っこしたり頭を撫でたり、「美味しいオヤツでも食べようか?」と一緒に楽しい時間を過ごすように、流れを持って行く。

これ、意識してマネしてみると、子どもの心にも温かいものが残る上、私自身もすごく救われました。こんな風に叱るのは、この子の事を本当に大事に思ってるからなんだ!と、叱ったときのイライラや怒りは全部消えて、自分の心の中もほんわり温かくなるんです。

時には、言葉に出して、子どもに話します。
「お母さんも、こうやって怒るのは好きじゃないの。にこにこして、楽しく遊んだりお話したりしたいのよ。でも○○のことを大事に思うから、こうやって叱るのよ。」

親子だから、愛情は伝わってるはずと思うけど、時には言葉に出すのも大事だなと思います。特に、叱られて心細い気持ちになった子どもにとっては、そういう言葉が必要かなとも思うので、敢えて言ってみます。するとまた、自分の心も安らぐのです。

ダラダラ長い時間をかけて怒ってるお母さん、
ネチネチいつまでもイライラを抱えているお母さん、
ガミガミ叱るけど一向に子どもが言う事を聞いてくれないというお母さん、
叱り方、意識して変えてみるといいかもしれません。

親にとっても、子どもにとっても、緩急つけた叱り方はとてもいいみたい。ばあばに、教わった事の一つです。