モノが溢れる時代だからこそ。
息子がまだろくろくおしゃべりもできない赤ちゃんだった頃、ばあばに言われてハッとさせられたことがありました。それは「あの子は、両手に二つのオモチャを持って遊んでいる」というもの。
第一子の娘の時は、そんなことはありませんでした。オモチャも家に沢山ありませんでしたし、昼間は私とほぼ一対一。一つのオモチャを両手で持って遊んでいました。
二番目になって、いつの間にかオモチャも増え、2歳ちょっとしか離れていないこども二人と私。目が行き届いていなかったのかもしれません。
気が付くと息子は、左手に車のオモチャ、右手に動物のぬいぐるみなどというように、二つのオモチャを別々に持ったまま遊んでいたんです。ふと見ると、いつでもそんな状態。
ばあばは言いました。「このままにしておくと、あの子は二つ持っていなくちゃ気が済まない欲張りさんになるわよ」と。
ひゃ〜。そんな風に考えたこともなかった!
欲が強い子は、可哀想。自分の欲で、その後の人生とても苦しめられてしまうと思います。
慌てて、それからは気をつけるようになりました。二つ持っていたら、「あ、この車カッコイイね〜!!」などと片方のオモチャに注目させ、もう片方を本人が気が付かないうちにこっそり手放させるように。。。
結果がどう出ているかは、正直いうとまだわかりません。
誕生日などにオモチャをせがんだり、お菓子売り場で駄々をこねたりするようなことはなかったです。。。モノに対する愛着は持っている様子で、大事にする子になっているとは思います。
ただ、程度のことを言えば、娘の方がよりモノを大事にするような気もします。ばあばに言われるまで気が付かなかった期間の影響なのだろうか。。。
どうなんだろう。。。今後を見守りたいです(^^;;