母の沢庵漬け。

投稿日 : 2014年3月21日

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この冬から母がハマっているもの。

沢庵漬けにハマっているんです、私の実家の母。
多摩西部とはいえ、新宿まで50分かからない東京都内の住宅街にある実家。その実家の庭に、大根が10本くらい吊るし干しになっていたりしました。まるで田舎の農家の軒先です。。。

実家は両親だけの二人暮らし。そんなに10本も沢庵を漬けてどうするの?と思いましたが、お友達やご近所の方に持って行くと喜ばれるなどといって、大きな漬物樽に漬けていました。結局このひと冬中に、50本くらいは漬けたんじゃないかしら。

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作り方
・葉を切り取った大根を、吊るして干す。干し加減は、保存したい期間に合わせて。
・ぬかに混ぜるための、みかん、りんご、柿などの果物の皮を、干す。
①米ぬかと粗塩を混ぜ合わせ、干した果物の皮・ざらめ砂糖・昆布・赤唐辛子等を加えて混ぜる。塩分は干した大根の4%。ざらめはお好みで。
②ポリ製漬け物桶に漬け物袋を敷いて、底に①のぬかを振り入れ、干した大根を桶の形に沿うように詰めていく。ぬか、大根を詰めるのを繰り返す。
③中蓋をして、大根の重さの2~3倍の重石を乗せる。
⑤2~3週間経って重石が沈んで中蓋の上まで水が上がってきたら、もうそろそろ浅い漬け上がりの沢庵の出来上がり。段々古漬け風になっていくけれど、ふた月くらいは美味しく食べられる感じ。

干した果物の皮を入れると、香りよく甘い風味に仕上がるようです。
塩分が4%と控えめなので、ポリポリ気兼ねなく食べられます。そこが喜ばれている秘訣だと、母は自慢気です。

そろそろ沢庵漬けの季節が終わってしまうので、次は何にハマるのかなと、娘は楽しみに見守ることにします(^^)