<ばあば直伝>人様のお陰で子は育つ。

投稿日 : 2017年5月24日

ご近所づきあい、とても大切です。


ばあばはよく言っています。「子どもにとって、色々な方と出会って触れ合うのがいいのよ」と。

「袖振り合うも多生の縁」、縁は大事です。ばあばの思い出話にも色々な方が登場します。ばあばの時代には、兄弟がたくさんいた上に、豊かなおつきあいがあったことを感じさせてくれます。

私たちも、ばあばを見習って、豊かなおつきあいをしたいなと日々思っています。

とはいえ、ウチのご近所さんとのおつきあいが深まったのは、子どもたちのおかげです。

外気浴にベビーカーやオンブヒモで出掛けた頃、そしてヨチヨチとお散歩を始めた頃、ワンちゃんのお散歩をしている方やウォーキング中の方など、たくさんの方にお声掛けいただきました。すぐご近所の方もいれば、同じ自治会内というだけで徒歩10分ほど離れたお宅の方も。

たびたびお会いするうちに、こちらの顔と名前を覚えていただき、子どももすっかり顔なじみに。ワンちゃんの名前とセットで「○○ちゃんのおじちゃん」、名字つきで「□□さんのおばちゃん」などと呼びかけて、仲良くしてもらえるようになりました。公園や道で遊ぶのを見守っていただいたり、ワンちゃんを触らせてもらい、一緒に遊んでもらったり。

そんなことを繰り返すうちに、「ウチの孫が使わなくなったおもちゃ、持って行かない?」「娘が着られなくなった服、着てくれる?」など、ありがたいもらい物をしたり、「遊びにおいで」と子どもをお家に上げてもらったり、「一緒にお散歩しよう」と子どもを連れ出してもらったりするようにもなりました。

段々と時間をかけて築き上げたおつきあいは、かけがえのないものになりました。

幼稚園に通わなかったウチの子たちですが、ご近所さんのお陰サマで、十分な社会性を身につけることができたように思います。
親とは違う価値感言葉遣い愛される喜びや、各家によって色々なルールがあること。。。学んだことはたくさんありそうです。

大きくなってからは、娘はおばちゃんに編み物を習ったり、おじちゃんの著作を読ませてもらったり。

そして、私自身も、閉じた環境の中で息詰まる経験をせずに済みました。道で立ち話をしてゲラゲラ笑ったり、お庭の植物のお手入れを教わったり。お茶席へのお誘いをいただいたり、趣味の写真を見せてもらったり。。。

本当にありがたくて、感謝するばかりです。ありがとうございます

子どもが小学生になっても、そして上の子が中学生になっても、おつきあいは続いています。

「大人っぽくなっちゃって、声を掛けるのをためらうよ」なんて言ってくれるおじちゃん、
娘にこの前聞いてみたところ、おじちゃんダイスキとのことです。どうぞこれからもヨロシクお願いします(^^)