サンシュの花。

投稿日 : 2016年1月27日
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漢字で書くと、山茱萸。

お茶花として用意した、サンシュの花。
漢字で書くと?との質問に、おぼろに浮かべど説明出来ず…(^^;)反省して、調べてみました。

私の先生やおつきあいのあるお花屋さんは「サンシュ」と呼んでいますが、図鑑やwikiやらでは、「サンシュユ」との表記が一般的なようです。

江戸時代の享保年間に薬用として渡来したのだそうで、「山茱萸」と呼ばれたのは、秋に実る赤い実を干した生薬の方だったようです。言われてみれば、「茱萸」はグミのこと。サンシュの実は、大きさも色も、グミの実によく似ています。実の名前で、木や花のことも呼ぶようになったようで、「サンシュユ」は漢名の日本語読みとのことでした。

グミの果実はそのままつまんで食べられるのに対して、サンシュの実は渋くて、人間が生で食べるのは難しいです。まさに「山」のグミというわけかしら。

花は、写真の通りの黄金色で、早春に咲きます。花のあと、新緑の季節になると、やわらかな薄緑の葉も美しいです。

宮崎県民謡に『稗搗(ひえつき)節』という源平の恋の故事を歌った歌があり、「庭のサンシュの木〜、鳴る鈴かけて〜」という歌い出しだそうで、昭和初期には口ずさめる方も多かった模様。だから、古くからこの木をご存知の方には「サンシュ」と呼ばれているのかもしれません。

ウチの庭にも、サンシュの木を植えてあるのですが、なかなか大きくなりません。花も沢山はつきませんし、うまく実が生るまでに至りません。せっせと肥料をあげて、愛情かけて、大きくなるように愛でることにします。子育ても、庭木を育てるのも、思いが届くかどうかにかかっているというわけですね…。

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