週末は葉山の親族の家に行きました。
目的は、庭木の剪定やら草取りやら…要は遊びに行ったのではなく、作業のため。結局海には行かなかったなぁ…。
体を動かして庭が整っていくのは、爽快感があります。
そして、この時季は庭のあちこちに咲いている花も、目を楽しませてくれます。
こちらは、ばあばは通称で「ニワハギ」と呼んでいる低木のお花。Googleレンズで調べてみると、黄花亜麻(きいろあま Yellow flax)という名前が出てきました。
亜麻といえば、幹の繊維をリネン製品に使う植物。こちらの黄花亜麻は、繊維を使うかはわからないけど、花を黄色の染料として利用したとあります。鮮やかな黄色だけれど、どんな色に染まるんだろう?
こちらは屋根菖蒲(やねあやめ)。
アヤメ科は水のあるところに咲く花菖蒲(はなしょうぶ)や杜若(かきつばた)みたいなお花もあるけれど、こんな風に乾燥した土に咲く品種も沢山あります。茅葺き屋根の上に植えることも出来るんですって。
このお花を一初(いちはつ)と呼ぶ人もいるみたい…。一初は、アヤメ科の中でいち早く咲くからそう呼ばれていると聞きました。
ばあばから教わった一初はもう少しジャーマンアイリスに似たお花なのだよな…。花の品種は難しい…もう少し勉強が必要です。
こちらは姫檜扇(ひめひおうぎ)。檜扇というのは、その昔、高貴な方々が手に持っていた檜(ひのき)の扇のこと。
花は扇には似ても似つかないですが、実は葉が扇に似ています。根元で重なって広がっている様子が、まるで扇みたい…。花ではなくて葉から名前がついているなんて…花の名前って面白い!
作業が終わって、清掃工場に伐採した庭木や集めた葉を捨てに行ったところ、良いものが見られました。
満開のつつじ!色によって咲く時期が少しずつズレているので、花の盛りを過ぎてしまった木もあれば、まだ蕾の木もありました。信号待ちの車の窓から、慌てて撮っちゃった…!