小田原で茶会

投稿日 : 2013年10月6日

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初夏を思わせる陽気のなか、小田原の茶会に参加

実は私、茶道を少々嗜んでおります。
今回は小田原青年部の茶会へ、お客として参加しました。
来年には所属している青年部も茶会を予定していますので、
参考のためのお勉強としての意味合いもあります。

今回の会場は小田原の松永記念館。

松永記念館は、戦前・戦後と通じて「電力王」と呼ばれた実業家であり、数寄茶人としても高名であった松永安左ヱ門(耳庵)が、昭和21年に小田原へ居住してから収集した古美術品を一般公開するために、昭和34年に財団法人を創立して自宅の敷地内に建設した施設です。昭和54年に財団が解散し、その敷地と建物が小田原市に寄付されました。

という、伝統と格式のある場所です。
ココを見たいというのも、今回参加した理由のひとつ。

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初夏を思わせる陽気。前日まで天気が心配だったので有難い!と思う反面「暑い」…と愚痴も。
でも、気持ちのいい場所です。

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心のこもった道具立てで迎えていただき、薄茶を堪能した後は…
お待ちかねの点心。今回参加した理由のもうひとつ。
ミシュラン1つ星、小田原の「四季料理 右京」のお弁当。
薄茶席で頂いたお菓子も、ここ右京の上生菓子でした。

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早速、包み紙を開きます。
網代風のプリントが施された紙箱。おぉ、凝ってますね。

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ご開帳〜。
開けてみれば竹皮の風情。やるなぁ。
栗に紅葉、里芋と秋を感じさせます。
そして、所狭しと様々な品々が詰め込まれてます。味の玉手箱や〜!

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バイ貝、エビ、生麩、人参、鴨肉、等など。
見えていませんが、この下にもキンメダイの西京焼きなどが!

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見てください、このウズラの卵。
食紅で色付けされ、昆布が柿の蔕に!

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食後はのんびりと、庭の散策。
本当にいいお天気で気持ちが良い。木漏れ日が爽やかです。

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ここまで来た甲斐がありました!
さて、約2時間かけて家まで帰りましょう〜。