素朴な材料でなめらかに。
私のおばさんは、プリン名人です。
初めておばさんのプリンを頂いた時、
あんまりなめらかトロトロ濃厚なので
生クリームが入ってるのかと思いました。
レシピを聞いたら驚き。
卵、牛乳、砂糖しか入ってない!
おばさんのプリンは、
カラメルが濃茶色のほろ苦。
大人も感激の美味しさです。
上の二つの写真はおばさんの。
何よりおばさんのすごいところは
いつでも安定した美味しい味が出せるところ。
孫たちも大好きなんだって。
しょっちゅう作っている、完璧な熟練の技。
久しぶりにおばさんのプリンを頂いて、
よぉし、私も熟練したい!と
思い立ちました。
dancyuの日本一のレシピにも
プリンが載っていました。
卵のたんぱく質には、
低い温度でゆっくり火を入れる程
柔らかく固まる性質があるのだとか。
紹介されていたのは、土鍋にタオルを敷いて
プリンを並べて湯煎し、あとは蓋をして
余熱調理するというやり方。
だけどウチの土鍋は浅めで底が丸い。
プリン型を離して並べられないので
残念ながら却下。
名人のおばさんと同じ
蒸し器でじわじわ火を通すことに。
ここからのプリン写真は私の作。
バニラビーンズを入れた以外は
おばさんと同じ、シンプルな材料。
今回のカラメルは、子供たち向けに
あまり焦がさず淡い色に仕上げました。
土鍋じゃなくても、なめらか柔らか
プルンと美味しくできました。
台風の強雨で遊びに行けない
子供たちもニコニコ顔に。
なめらか柔らか食感のコツは
お鍋の中を熱くしすぎないこと。
蒸し器の蓋に割り箸などをかませて
蒸気を少しずつ逃がしながら強火で5分。
あとは蓋を閉めて、余熱調理しました。
おばさんのレシピを
自分に作りやすいようにアレンジしてみました。
6個分のレシピはこちら。
なめらかプリン
材料
卵(L) 3個
牛乳 500ml
砂糖 100g
バニラビーンズのさや 3cm位
(なければバニラオイルを適宜)カラメルソース
鍋に砂糖60gと水15mlを入れ、かき混ぜずにそのまま火にかける。好みの焦げ色よりちょっと淡いくらいで火を止め(火を止めた後でも熱いお鍋の中でどんどん色は深くなっていきますのでご注意!)、大さじ1のお湯をヘラやスプーンに沿わせるように入れ、さっと混ぜてなじませる。熱々のうちにプリン型の底に流し込む。①ミルクパンに牛乳とさやからこそげたバニラビーンズを入れ沸騰させないように加熱。
②卵をボウルで溶きほぐし、砂糖を加えて泡立器でよく混ぜる。
③温めた①の牛乳を注ぎ、よく混ぜる。茶こしでこしながらプリン型へ。ホイルで蓋を。
④蒸気の上がった蒸し器に型がくっつかないように並べ、蓋に割り箸をかませたまま強火で5分。火を消して蓋をしっかり閉めて、冷めるまで余熱調理する。
⑤粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やして、できあがり。
いつでもお家にある材料で
簡単にできちゃうので、オススメ。
お子様のオヤツにも、大人の別腹にも☆