<ばあば直伝>こどもは疲れない!

投稿日 : 2013年12月20日
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「ウチの子、ダラダラしてて困ってるのよ!」というお母さんに…

最近、ちっちゃなこどもに「疲れた?」と聞く大人や、こどもが不機嫌そうにしていると「疲れちゃったのかな?」などと理由付けをしている大人によく出会います。

「疲れた」これ、ばあばがとても嫌う言葉。

江戸っ子のばあばは、すごい働き者です。家事全般を小さな頃からやっていたといいます。小学校二年生の時には、家族7名分の食事を全部任されていたというほど。しかも献立を考えて買い物をしてくるところから、全部です。煮炊きには既に都市ガスがあったとはいえ、レンジでチンなんてありません。お風呂を沸かすのには薪を使い、洗濯物はゴシゴシ手で洗う時代。小さな女の子だったばあばが小学校に通いながら、どれだけの家事労働をこなしていたかと思うと…本当に頭が上がりません。

働くことを厭わない生活を子供時代にすっかり身につけているばあばは、今でもものすごい働き者。その上、「疲れた」とはなかなか言いません。もう年齢も年齢だし、本当は疲れることもあるだろうに…。そしてそのこどもである主人も義弟も、毎日お勤めに行きながら、「疲れた」とは言いません。影響を受けて、私も言わなくなりました。ウチの子たちも言いません。

意識してみると、「疲れた」という言葉、蔓延しすぎています。皆さん、本当によく使うのです。中高生や小学生も、よく「疲れた〜」と言って下校中の道すがらに座り込んだりしています。大人はまぁいいとしても、こどもが「疲れた」と言い過ぎるのは、ちょっと気になってしまいます。

確かに、こどもは持久力がなくて、長続きはしないです。でも楽しい時には疲れも感じずに、体力の続く限りいつまでも遊んでいます。
よく、小さいころウチの息子は、楽しくて楽しくて遊び過ぎて、突然眠りに落ちてしまうことがありました。遊ぶのをやめてご飯を食べている時、口をモグモグさせている最中なのに、プツリとスイッチが切れるみたいに寝てしまって、起こそうにも起きなかったり。でも楽しくて仕方がなくて限界ギリギリまで遊んでいたんだもの、疲れたかどうかなんて、感じることもなかったはず。

ばあばは、こどもに「疲れた」とは言わせません。もし「疲れた」とこどもが言っている場面に出会ったら(自分の親族かどうかは関係なく、とにかく「こども」であれば)、「こどもが疲れているなら、お父さんやお母さんは働いてよっぽど疲れているはずよ!でもちゃんと働いているでしょう?お父さんお母さんが一生懸命働いてそれで食べさせてもらってるんだから、こどもは疲れたなんて言わない!」とたしなめます。

働くことを厭わないように育てられたら、それはこども本人にとって、とてもいいことだと思います。将来、苦もなく身体を動かせるかどうかは、実は子供時代にかかっているのかも。

「疲れた」という言葉が、かえって疲れたと意識させているかもしれません。大人が「疲れた?」と聞くのをやめてみると、こどもも疲れを感じなくなるかもしれませんね。

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