<ばあば直伝>泣き虫につける薬。

投稿日 : 2013年12月22日

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これで泣き虫、直しました。

ウチの娘、小さい頃はすごい泣き虫でした。娘3歳、弟1歳の頃なんて、言葉の通じない弟の暴挙に対して、いつもわぁわぁ泣いて訴えるばかりでした。私は泣かれてイライラするし、こんなに泣き虫でどうしたものかと困り果てるばかり。

そんな場面に出くわしたばあば、「泣かせてるのはアンタ(母である私)よ」と。それからばあばの言うとおりに実践してみたら…なんと、数日で泣き虫が直りました。

ばあばが教えてくれた方法は、「泣いてる子の話は聞かない」ということ。

こどもが泣いていると、親はついつい「どうしたの?」と心配して聞いてしまいます。それを一切やめる。

怪我や痛いところがあるわけでもなく、こどもが泣いているときは、大抵自分の思いを汲み取って欲しい時です。泣くと、かまってもらえる、話を聞いてもらえるとなれば、そりゃこどもは泣きますよね。

こどもが泣いていたら、まずは怪我など痛いところがないか確認します。ないなら、優しくこう言います。「お母さんは泣いている子のお話は聞かないの。泣くのをやめてごらん。泣くのをやめたら、お話聞くね」と。するとこどもは、仕方なしに段々泣き止みます。泣くのをやめて、話ができる子はつたない言葉で話し始めます。話ができない子でも、自分の思いを伝えようと、なんとかがんばってくれます。

目からウロコでした。イライラして困ってばかりいて、自分が悪いなんて気が付きませんでした。果たして、数日で泣き虫は直り、ばあばの凄さを改めて思い知りました。

ちなみに、転んでちょいと怪我して泣いた時も、「泣くのをやめたら抱っこしようね」と優しく言うと、すぐ泣き止んでくれます。「よしよし、痛かったね。泣き止んで強い子だね」と言うと、「ウン!」なぁんてね。小さいころからこれらを実践したお陰で、ウチの二人は転んでもほとんど泣かないし、ダダをこねて困らせることもありませんでした。泣き虫さんは、ウチからすっかり退散してくれました。これも、ばあばのお陰です(^^)

親がこどもの思いを汲み取ろうと一生懸命になるあまり、こどもを軽い失語症に陥らせているかも。親が変わるとこどもも変わるんですよね。

そうそう、失語症といえば、「喉が渇いた」とこどもが言って「お茶飲む?」と返しているなら、それも危険。小学校に入学したばかりの1年生にそういう子が多いと、知り合いの先生が嘆いておりました。

ウチでは…「はぁ〜、喉が渇いた。」「ふ〜ん。それで?」「喉が乾いた…んだけど…」「うん。だから?何?」「…喉が乾いた…ので…お茶をください。」「はい、わかりました。どーぞ。」最後までちゃんと本人に言わせます。これも、自分の意志を伝えられるようにする訓練のつもりです(笑)。